清水歯科医院 - 埼玉県寄居町の歯科医院・歯医者

　当院は子どもさんのアゴの発育を通してかみ合わせを改善していく自然成長誘導法と、かみ合わせの治療を通して身体のゆがみを矯正しバランスを整えるＢＢＯ療法を実践している専門診療所です。
　お一人お一人の状況をふまえた丁寧な診療を心がけています。治療費につきましてはご相談ください。

【自然成長誘導法とＢＢＯ療法】
　最近、頭が前に出た姿勢をして、しかも表情に乏しい特有の顔と姿勢をした子供たちを多くみるようになりました。かなりの頻度で口蓋扁桃の腫れやアデノイド、アレルギーを抱え、鼻閉を起こして口呼吸となっています。そのような子供の多くが不正咬合を持っているのです。さらに『不正咬合の小児のほぼ８割に頭痛、肩こり等の不定愁訴の合併を認め、９割以上で不良姿勢が合併して』いると報告もされています。
　　口呼吸では舌や頬、口唇、アゴなどの姿勢が悪化してしまい、頭位が変わり、気道が狭くなります。狭くなった気道で息をしながらずれた頭を支えて、二本足で立たねばならないのです。故に、成長発育期の早い段階で呼吸や頭位姿勢に対処する大きな必要性があります。そして、そこにこそ不正咬合の改善を図る本当の意味があります。
　人間の体はデリケートなもので、力学的なバランスの上に成り立っています。頭部は物理学でいうテコの原理で支持されていて、支点は後頭顆の位置にあります。この脳頭蓋が噛む力加減ひとつで形が変わるのです。頭の形が変わるということは、当然人間の個々の機能に微妙な変化を与えます。
　この微妙な変化を子どもさんでは成長の誘導で正し、成人では特別なマウスピース(スプリント)やあるいは顎矯正治療で改善していきます。

○　いろいろと病気の情報が氾濫する中、種々の不定愁訴に苦しんでいる方がいます。
○　それぞれの不定愁訴と歯の噛み合わせとの相関関係に着目し、生体の構造力学と顎咬合学の組み合わせによる解明を目指しています。
○　口蓋扁桃の腫れやアデノイド、アレルギーを抱え、鼻閉を起こし口呼吸をしている子供たち。口呼吸、開口がひどく呼吸に余裕のない子供ほど、咬合や身体に課題がみられます。
○　くちびるや頬のなにげない癖。さりげない普段の仕草に隠されたメッセージをともに読み解きましょう。
○　大きくなってからあたふた騒ぐよりも早期に改善を図り、本来の発育をして欲しいと願っています。

○　目標は生体に調和した顎位、咬合の確立です。